2024年3月12日火曜日

イムノブロット法では抗PCNA抗体が陽性なのにIFA法では陰性なのはなぜ?

 ICAPFAQに新しいエントリが追加されました。(更新日:202438日)


質問「イムノブロット法では抗PCNA抗体が陽性なのにIFA法では陰性なのはなぜ?」

 

回答「従来の二重免疫拡散法やHEp-2 IFA法で検出される抗PCNA抗体は高力価でSLEに関連するが、ELISA、ライン/ドットブロット、CLIAFEIAALBIA、およびその他の固相法などの新しいアッセイは力価が低い (結合力が低い) ものを検出する(=IFA や免疫拡散よりも感度が高い)ため。」

「つまり、固相アッセイで抗PCNA陽性かつIFAで典型的なAC-13染色型が見られる場合固相アッセイのみで陽性(IFAAC-13陰性)の場合に比べてSLE に対して、より特異的である可能性がある」とのことです。

詳細はICAPのFAQページの原文にてご確認ください。

 https://anapatterns.org/addFaq.php

 


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